デボーション:わたしの民の慰め

聖書箇所:イザヤ書40章1節〜11節

デボーション:わたしの民の慰め

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新型コロナウイルスが世界中に広がり、世の中が混乱している中、私たちはどうしたら不安と恐れを克服することができるのでしょうか?

旧約聖書の時代は波乱に満ちた時代でした。イスラエルの人々は戦争、疾病、腐敗、飢饉に追われました。このような状況の中、人々はどのように行動したのか、どのように神と接触したのかが聖書に記されています。良い模範、そして悪い例もあります。現在、新型コロナウイルスによるパンデミックが発生しています。私たちは現在の状況に応じてどう行動したら良いのか、御言葉を通して探りましょう。

イザヤ書40章は危機的状況の時に書かれました。紀元前(6世紀)イスラエル人のバビロン幽囚のため、イスラエル人は祖国から追放されました。人々は恐れていたでしょう。将来どうなるのか心配していたでしょう。苦しんでいたでしょう。私たちの現状と様々な類似点があります。しかし、このような世の中に希望の光が語られました。

神は二回繰り返して、仰せられます。「慰めよ、慰めよ、わたしの民を。 」(40章1節)主は恐れている、痛んでいる民に、優しく語られています。主は哀れみ深いお方、主は私たちの痛みに同情してくださるお方。そして、神は苦痛から人々を救い出して、解放されます。イザヤはそれを「待ち望みなさい」、「期待しなさい」、「備えなさい」、「主の道を用意せよ」と語りかけています。なぜなら、「主の栄光が現される」からです。神は御心により、必要な助けを施してくださいます。

人は困難に直面すると、神に背いたり、忘れたり、信頼を失ったりするかもしれません。イザヤはこう語ります。「人はみな草のよう。 その栄えはみな野の花のようだ。」(40章6節)私たちの忠実性は曖昧です。しかし、神の忠実性は確実です。主は必ず救い、必ず慰め、必ず助ける。イザヤは神が来られることを確信しています。神の治めは確か、神の権威は明白です。

この困難の時、皆で一つになり全能の神に祈りましょう。

「神様、今コロナウィルスで苦しんでいる方々を癒し、助けてください。また医療に携わる方を守り強めてください。私たちの不安をどうか取り除き、平安で満たしてください。このような時でも、あなたを見上げ、頼り、礼拝することができますように。そしてそれぞれの場所で神の真理の光とキリストにある愛を変わらず表すことができますように。」